ツッコミやすかったおすすめ映画

「ラ・ヨローナ〜泣く女」・泣く女には十字架でこうしてこうッ!・レビュー

2020-05-155~7点,ホラー2019

日本公開日: 2019年5月10日
監督: マイケル・チャベス

すこ度(評価)

6/10

-何故泣いているんだい?-

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あらすじ

https://www.youtube.com/watch?v=DXvNgz7r-WY

中南米に古くから伝わる怪談「ラ・ヨローナ」を題材に、「死霊館」シリーズのジェームズ・ワン製作で描くホラー。愛する夫に浮気をされ、嫉妬に狂った結果、夫が世界で一番愛する我が子を溺死させてしまった女、ヨローナ。そのことを後悔し、嘆き苦しんだ彼女は自ら川に身を投げた。呪いとなってこの世をさまようヨローナは、子どもたちをさらっていく。1970年代のロサンゼルス。ソーシャルワーカーのアンナは子どもたちが危険にさらされているという、ある母親からの助けを無視してしまうが、それは泣き声を聞いた子どもが必ず連れ去られてしまうヨローナの呪いだった。そして、ヨローナが次のターゲットとして狙いを定めたのは、アンナの2人の子どもたちだった。「グリーンブック」「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」のリンダ・カーデリニがアンナ役を演じる。監督は「死霊館」第3弾でメガホンをとる新鋭マイケル・チャベス。

https://eiga.com/movie/90597/

ネタバレなしレビュー

ということでみんな大好き「死霊館シリーズ」の作品です。
こちらは本編から外れた外伝的な扱いなので直接の死霊館シリーズとのつながりはなく、過去作を知らなくても楽しめます。

ジェームズ・ワン制作といっても監督でかなり雰囲気が変わる気がするのですが、今作品はホラーとしては割と好みでした。
でもはっきりいって死霊館シリーズはマンネリ化しているし飽きている人も多いハズ。

演出はどきどきするホラー部分もあるのですが全体的にB級臭がすごいです。
よくある霊能バトルも含まれているし、なんでそれやっちゃうの?なんでもっと早くやらないの?
がふんだんに盛り込まれています。

逆に言えば普段からホラー映画好きで、「怖い映画がすきなんじゃなくてホラー映画が好きなんだ!」という人には普通におすすめできます。
とはいえストーリー的に親子愛も襲ってくる理由も全然伝わってこないというか、とりあえずホラーシーンとったろ!な勢いで突き進む映画なので1回見た後は記憶から消え去りそう…。

題材は中南米に古くから伝わる「ラ・ヨローナ」という怪談から来ているようですが、中南米の人はこの映画みてラ・ヨローナあるある的なもの感じているのだろうか…?

襲ってくる霊に魅力がないのも評価しにくい点で、e…なんでそんなにしつこいんですか…?と言ってしまうぐらい脈絡のない呪われ方です。
その過去でよく今まで呪活(呪いの活動)してこれましたね!と言いたくなるぐらいには、パンチが弱い。
鉛筆拾ったら鉛筆が喉に刺さって死んだ霊に呪われたぐらいのノリです。
特に後半からはよくわからん霊能ムーブが始まるので怖いのを期待してみる人は覚悟したほうがいいです。

映画好きには評価されなさそうですが、自分にはツッコめる映画だったのでこの評価にしました。

ネタバレありストーリー&ツッコミ

主要人物

キャストこんな人
アンナ:  リンダ・カーデリーニ主役・シングルマザー
クリス:  ローマン・クリストウ息子
サマンサ: リン・キンチェン
ラファエル: レイモンド・クルスアクティブ霊媒師
パトリシア: パトリシア・ヴェラスケス泣かれた女

大まかなストーリー

泣きたいときは泣けばいいサ…

昔昔仲睦まじいカップルがおりました。
でも女は男に捨てられたので自分の子供2人を殺し自殺しましたとさ…。
これがラ・ヨローナ!メンヘラだね!

時は現代、主人公のアンナはソーシャルワーカーです。
パトリシアという女性が子供を虐待している可能性があるとして問題のある家に踏み込みます。
そこでは呪術的な装飾をしたクローゼットに閉じ込められた子供が…。
「彼女がくるから開けないで」「彼女に襲われる」と聞いたアンナは母親やったなこれはとパトリシアを引き離します。
パトリシアも襲われるから守ってるんすよ!しか言わず怪しさ全開。

いやもっとはっきり説明しろや!

といきなりツッコミたくなりましたが、虐待されてる子供は親を庇おうとして架空の人物を犯人にするケースがあるんですよね。
でももうちょっと説明する機会はあっただろうと思っているうちに、施設に保護されたはずの子供が何故か川で溺死。

現場でパトリシアに「お前のせいじゃ!!!ラヨローナから守っとたんじゃカス!!」とクソリプよろしくキレられるアンナ。
ならもっと先に説明してねとね。

泣かぬなら 泣くまで待とう ラヨローナ

その日からアンナの子供達はラヨローナに付け回されることになります。
アクティブに攻撃してくるので子どもたちは怪我をしてそれを虐待ではないかと疑われることに…。

アンナもラヨローナを感じており流石にこれはおかしいとパトリシアに話を聞きに行くことに。
すると「ラヨローナから守ってたのにお前のせいで子供死んだから、ラヨローナにお願いしてお前の子供呪ってもらったわ草」という事を言ってきます。

ラヨローナってそんな簡単に呪いの仕事請け負うの?
昨日の敵は今日の友っていうスタイルで呪活されてるんですか?

ミイラ取りがミイラになる感覚を覚えました。

彼女はじわじわとビビらせてくる手法に長けているようで、お風呂で髪洗ってる途中に頭洗ってといったなかなか想像すると恐ろしいプレイを魅せてくれます。
この辺はジャパニーズ・ホラーをのどろどろさを感じさせてくれるので必見。

さすがになんとかせんといかん!ということで、いろいろあって霊能者のラファエルを仲間に迎えラヨローナから子供を守ることを決意するのでした。

デュエルスタンバイ!!! 結末へ

いろいろ準備して防御態勢を貼った一行。
ろうそくやら敷き詰めて呪術道具やらもあってでこれはかなり頼もしい状態です。

ラ・ヨローナ
https://www.youtube.com/watch?v=DXvNgz7r-WY

そこへやってくるラヨローナ。
完全武装したラファエルとなんか凄そうな空間つくりをした家ですよ?
もう安全だわ
これはもうね、けちょんけちょんですわ。

もちろん主人公たちが。

え、この厳重な空間なんだったの?匠の技じゃないの?
と思っているうちにあっという間に物理的に吹き飛ばされるアンナ。
あわや子供がさらわれる寸前でラファエルが救い出し、粉をまき結界を張ることに成功するのです!

最初からまいてくれませんかねぇ…

もう安全だ!と思ったのもつかの間子供が外に落とした人形を取るために結界を破ってしまいプールへ引きずり込まれる!
そこに聖水を流し込んで助けるラファエル!
意外と対策完璧だね!

そして再び結界を張ってもう安全だ!と思ったのもつかの間、今度はパトリシアがやってきて結界を解いちゃう!
何回この安全崩しの天丼やるんですかねぇ…。
しかもパトリシアも攻撃してくるし…。

で追い詰められる子どもたち。
子供が死にかける寸前で、なぜかパトリシアが正義の心を持ち子どもたちを助けるというミイラ取りがミイラになりまたミイラ取りになるという意味不明な展開になります。
そんなことある?
「こいつら殺してやるぜ!」って思ってた数分後に「やっぱやめとくわ」ってなることある?

もうついていけねえぜ!キャラが足りなかったからパトリシアに助けさせたのだろうか。

で合流したアンナがラヨローナにゆかりのある木から作った十字架をラヨローナに突き刺し勝利!
リーサル・ウェポンは最後までとっておく派のラファエルにより無駄にハラハラしつつもラヨローナを成仏させることに成功したのでした!

ラヨローナ完全攻略されてましたね。そしてED。

感想・考察

ラヨローナ怖がる必要なくない?
といえるぐらいあらゆる攻撃パターンをほぼ完封するラファエルにひたすら敬意を払う映画でした。

映画全体としては起承転結もはっきりしていてハッピーエンドで終わっているのでスッキリ見れる内容です。
ただそれ以外の部分が雑すぎたような気がします。

怪談が元ネタなので仕方ないとはいえ、そもそも悪霊化するエピソードの弱さからあんな強キャラ霊が生まれることに納得しにくいし、パトリシアが急に味方になったり、ラファエルが強すぎて手を抜いてるドSにしかみえないやらでツッコミどころはたくさんありました。

とはいえ見終わった後は「ホラー映画をみた」という一種の達成感を得れたので、ホラー好きは花金みたいな感覚に酔いしれてるのではないでしょうか。

あと結局十字架とか聖水とかキリスト関係の霊能パワーが強すぎますよね。
最後の十字架で刺して勝利ってそんな近接最強なのあればガンガン攻めてもよかった。
ラファエルはマーシャルアーツ覚えたらどこでもやっていけるよ。

もういっそラファエルは十字架マシンガンを作って、凄まじいスピードで十字架を発射してガンガン悪霊を薙ぎ払ってほしいですね。

そんな映画でした。

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祈らなくても勝つ映画です。
アナベルより友達のほうが(モラル的に)やばい映画です

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5~7点,ホラー2019

Posted by muvikomi